クルーズのアウトドアツアー

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グループと個人

あるスポーツクラブに通っています。
フランチャイズではない地元に根付いたスポーツクラブです。
そこは人間味あふれるところで、悪い面もありますが、良い面もあります。

悪い面は会員が確固たる理由や動機なく群れて品の無い噂を転がして一喜一憂しているところ・・・・
元来ネコ科の行動パターンに近い行動をする私にはイヌ科の行動パターンが理解できません。
嫌いなのではなく、理解できないのです。

良い面はインストラクターの人間味あふれる指導、アドバイス、ケアです。
多分相当気を使うはずです。
あの人とあの人は仲がどうも・・・
あの人とあの人は仲がいいが、間にこの人が入ると険悪になる・・・
どこにでも転がっているちっぽけな人間同士の意地や心理のぶつかり合いの中に居ます。
しかし、群を選んだ人々はそこに収まるように行動しなければいけないのです。
良いとこ取りは許されないのですね。

そんな分析をしながら、私は一つのグループが生み出した、本物の絆、に着目しました。
何度も申し上げますが、モンゴリストの存在です。
10名の男女が6日間のツーリングを経て自然に出来上がった心のつながり・・
なぜなんだろう・・・・・?
未だに答えが完全には出ません。

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これはスポーツクラブのプログラムの一つでボクシング教室です。
ライセンスの問題で殴り合いは不可能ですが、ミット打ちを中心に時にはスパーリングの真似事をします。
もしもできることなら、三分間パンチの空打ちとフットワークを続けて見て下さい。
かなり苦しいです。
会員はたくさんいますが、このプログラムに継続的に参加する方は多くて10名です。
それ位きついのです。
そしてこんなプログラムを運営できるのは大手スポーツクラブでは無理です。
必ずトラブルが起き、下手したら訴訟沙汰になるでしょう。
スタッフに与えられた権限やスタッフ一人あたりの会員のキャパシティーや企業の世間体などを考えれば熱意や自信が有っても余計なことはやらない方が無難なのです。


そんなきついプログラムに参加してますと、参加者同士、理由の分らない連帯感に包まれます。
きっとお互いが苦しんで、その苦しみを耐え抜くことで共有の親愛の情が湧いてくるのでしょう。
これはモンゴルツーリングに参加した皆様が抱く親愛の情と同じではないか・・・・?
そんな気がしています。

それからこのようなツアーを作ることは大手代理店にはできないだろうという考えにも至りました。
お客さんが旅をなさってハッピーになれれば自然に会社は運営できる。
会社を維持するため、大きくするために無理なノルマを設定し、利潤追求する必要は当社にはありません。
お陰様で誰からも無理な指図を受けることなく楽しく仕事をさせていただいております。
誠にありがたいことです。


と言う長ーい前提の後にヘンティーという場所の説明です。
これまでに書いた事柄と関連があります。


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この写真がヘンティーという場所を表現するに最適な写真です。
高低差が一目瞭然でお分かり頂けるでしょう。
この高低差が得られる場所にバイクで駆け上ることができるのは、ここくらいでしょうか・・・・
風間深志氏のエベレストのように降りてバイクを押し上げる必要は無く、アクセルワークで駆け上ることができる。
そしてライダーには大パノラマがゲットできるのです。
美しい景色を同じ価値観を持つ方々と一緒に得られるのです。

この地にたった一人で立って見て下さい。
美しさと感動は有るでしょうが、同時に寂しさも強く感じるはずです。
仲間がいることのありがたさ、仲間の大切さを理屈抜きで理解できるはずです。
一人の人間は弱いのですね・・・・・


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晴れと雨と曇りが同時に写された写真。
空が大きい所だからこそ撮れる写真です。
不安感を感じる情景とも言えますが、この写真から温かみを感じます。
人間の生活が写っており、人間の家が写っており、人間の存在が感じられるからでしょう。


人間は一人で生まれてきて一人で去って行きますが、同時に人間は社会を構成しなければ生きて行けません。
一人で生きて行ける人間はいないのですね。
アルプスの少女のおじいさんでさえ、一人では生きて行けなかった。

ただ、社会やグループを構成する時に、なぜグループを構成するのかを考え、その貴重さを知ることで、美しい人間関係が出来上がるのだと思います。

ネコ科だイヌ科だの区分けの問題ではありません。
グループが良いか、個人が良いかの問題でもありません。
なぜグループを作り、ご自身がそこに加わるかを知り、その貴重さを大切にできれば良い人間関係ができるのでしょう。


以上、中途半端な論文終了です。
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by cruise_tour | 2012-06-28 09:54 | 旅の風景 | Trackback | Comments(0)

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