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トランシルバニアのバイク旅

ちょっとした旅をするなら、例えば8日間、ルーマニアやハンガリーやブルガリアをめぐるとき、最良の方法はバイクで行くことだ。
車窓からとはまったく違う景色をみ、匂いを嗅ぐのである。
人はまさにそこにいて、その一部になる。

見る。
聞く。
感じる。
嗅ぐ。
味わう。
それはまったくの自由である。

ほとんどの旅行者にとって、旅とは目的地へ到達するための手段だけれど、バイクで行く旅はそれ自体が目的なのだ。
いったことのない場所を駆け、新しい人に邂逅し、冒険し、経験する。
これほど素敵なことはない。

著作:ジム・ロジャース
編集:クルーズインターナショナル



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大体の旅行では目的地に到着して、目的地を眺め、散策し、一つの目的を果たします。
写真はシビウと言う町でそれは美しい所です。
観光バスやバンに載って国籍問わずここへ人々はやって来てぶらつき、眺め、時には腰かけ、食べ飲み、去って行きます。
それが世界標準の旅行というもの・・・・・


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ここは中世の雰囲気たっぷりなシギショアラと言う事です。
素晴らしい町で歴史を感じ、旅の空に居ることを感じるでしょう。
ドラキュラ伯爵の生家があります。
ここを訪れないルーマニアの旅行はちょっと特殊で、多分黒海などのリゾートツアーになるのでしょう。


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これはどうか?
バイク乗りで、バイクの旅ならば欠かせない場所。
ガソリンスタンドにこそカルチャーが詰まっています。
初めて訪れたガソリンスタンドで簡単な地図をお忘れなく。
ガイドツアーでも地図があるのとないのでは気持ちや頭の整理や想像が違ってきます。
しかし、観光バスで例えGSに立ち寄ってもトイレ以外に下りる旅行者はいないでしょう。カルチャー満載なのにもったいない・・・・・



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何の変哲もない農村の住宅です。
しかし、この写真はこの場所を見たライダーがシャッターを押しました。
押すからには理由・動機がある。
でもよーく見るとこの住宅は大変贅沢です。
家の敷地と言っておかしくない所に天然の河川が流れています。
素晴らしい日常がありそうな雰囲気。
川は一度怒り出すと手が付けられませんが、ここに家があると言うことはこの川は怒らない川、或いは怒ることが大変少ない川なのでしょう。
そして大切なことはこんな何の変哲もない所に興味が行き、捉える気持ちになることです。
それがバイク旅行の特徴の一つでもあると考えています。



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確かに美しい景色です。
しかし、自然景観だけを捉えればスイスやオーストリアの山々には劣るでしょう。
この写真に写っている、発している魅力はトランシルバニアの典型的な山村であることでしょう。

「この村はカットできない。中世の生活が残るおばあさんの家、そこには食べ物、習慣、畑、庭、隣人などすべてが古い伝統を保っているからだ。」

しかし、ここを日程表に組み込む旅行商品は先ずほとんどないと思います。
バスに揺られて辿り着くと言うことはそれなりに苦痛を伴い、揺られて、金を払っていく以上、見た目に直感的にそれなりの価値がある対象が必要だ。

「俺は客だ!期待させた以上、それに答えろ!なんだこの村は・・・・・ただの田舎の村じゃないか!」

ところがお帰りになられた多くのトランシルバニアを旅したライダーはダンボヴィショアラでの一時とおばあちゃんとの触れ合いをシギショアラやシビウなどの町以上に絶賛されます。


言葉は完璧に通じない・・・
習慣も違う・・・
肌の色も骨格も違う・・・
でもなぜか起こり得る人々の心の交流。
それは自分の腕と精神で自分の乗り物を操って、時には孤独に耐えながら辿り着いたバイク乗りの特権でしょうね。


お別れ寂しい…
     (中略) 
とりあえず私はパッキング済ませたTDMをアッティラに任せて、てくてく歩いて舗装路まで向かいます。
おばあちゃんが一緒について来てくれる。
偶然おばあちゃんのお友達?の方にも会ったよ。
「彼女は中国人かい?」って聞いてた(多分。
またキネーゼって単語が聞こえた)けど、おばあちゃんが「いいえ日本から来たのよ」みたいに説明してくれた。
と思う。

ある程度来たところでハグして、両方のほっぺにキスされました。
「あなたもして」って仕草だったので、こんな挨拶やったことないけど何となく真似してやってみる。
そしたら最後にほっぺた両手で挟まれて、おでこにもちゅううぅぅ!ってされましたw 
おばあちゃん、ほんと可愛くて明るくて素敵な人だったなあ。
また遊びに来たいよ。

泣きそうなのガマンして手を振って歩き出す。
YUMAさんのブログより




オートバイはあなたをあなた自身が築かない間に別世界へ連れて行ってくれます。
確かにそこには他のツーリストが居て、町や遺跡を散策して時間が来たら食事をして宿に入ります。
バイク乗りであるあなたも同じ様に見えるかもしれません。
しかし、全身は充実感で満たされ、興味心が絶えず、これからの道のりに思いを馳せ、疲れを知る所が余りあるエネルギーを蓄えた積極性の塊です。
違うのです!バイク乗りは・・・・・
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by cruise_tour | 2013-06-11 10:14 | 旅の風景 | Trackback | Comments(0)

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