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カンボジアの椰子

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典型的なカンボジアの農村の風景です。
この風景を成す、大切な存在が椰子の木です。
この椰子は砂糖椰子、パルミラ椰子、オウギ椰子などと呼ばれるそうです。
ヤシ酒も造られるそうです。

玉状の尖がった葉っぱが特徴で、この風景の主役とも言えるでしょう。
因みに画像検索で「ヤシ」をサーチしてもこの椰子は簡単に出てきません。



私はこの椰子の木に関してのお話で耳にこびりついて離れない話があります。

二度目のツーリングで同行してくれた日本語学校の先生の言葉です。
現サービス以前に提携を試みたクメールの男性の人脈で同行してくれました。

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右側のスマイルの男性です。




「パルミラ椰子の木が見えますね。」

「ええ。」

「私達カンボジア人はあの椰子の木を見ると『ああ、カンボジアに帰って来たんだ。』と強く感じるんです。」


突然、彼はそう語りかけてきました。

なぜ、突然そんな言葉が彼の口から出たのか、その場の状況からは少しばかり理解しがたいのですが、全て忘れた彼の言葉で、この言葉だけははっきりと覚えています。
畑のど真ん中を貫く砂っぽい道で停車している時でした。
なんとなく、寂しそうな雰囲気でしたが、言葉には力強さと言いますか、強い意志のようなものを感じました。

カンボジア人が外国へ出ることはあまり一般的ではないと聞いていましたし、そんな言葉が出る会話の流れがその前にありませんでした。


多分、レッドクメールの悲劇を知らぬ間に想定したのかもしれません。

カンボジア人が外国から帰ってくる場面とは、一度国を追われた人々が万感の思いで故郷に帰ってきて、子供の頃から見慣れたパルミラ椰子を見て祖国への帰還を確信したのではないか?


勝手な想像かもしれませんが強く記憶に残っています。
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by cruise_tour | 2013-10-17 10:23 | 旅人たち | Trackback | Comments(0)

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