クルーズのアウトドアツアー

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カテゴリ:タイガの森( 89 )

ハバロフスク散策

タイガの森から戻りハバロフスクの町を散策しました。
ハバロフスクの名はご存知かと思いますが、多くの皆様にとり、未知の世界でしょう。
7年前に訪れた時は雑な印象を受けましたが、近年町はどんどん整備され歩いていて心地良さを感じる町になりました。
ビザと航空運賃の割高が問題でしたが、航空運賃の問題は軽減して参りましたし、ウラジオストクではビザ免除が一部に認められつつありますので、全面的な解放の日もいずれやってくるでしょう。

成田から直行便が週に4便飛んでいます。
片道僅か3時間です。
そこは紛れもなく白人の国であり、経度は東洋のエリアにありながら独特の街並みがご覧いただけます。



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オリガさんの案内でぶらぶら歩きに出かけました。


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前方はアムール・パークとアムール川です。


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アムール川ですが、この日は川面がガスっていてまるで海の様でした。


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想像以上にきれいな街並みだとお感じ頂けると思います。


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歩いている皆さんの服のカラーはダークなものが目立ちます。
黒、茶、濃紺、時々白や淡いピンクなどのジャケットが目に入りますが、青や赤はほとんど見かけませんでした。
私は純赤のフリースを着ていましたので「明らかにツーリストとわかる。」と言われました。
東洋系の顔立ちも目にしますから、それだけでは外国人ツーリストとは分りません。
外国人ツーリストと判別される場合は服や挙動を含めて行われるのでしょう。


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一緒に歩いていたオリガさんとの会話です。
「ここは東洋系と西洋系が同居している面白い町ですね。」
「そうですね。でもそれも束の間の出来事であり、いずれ人種は混ざり一つになると私は思います。」
「ああ・・・・、確かにそれは言えるかもしれません。」


10万年前にアフリカで生まれたホモサピエンスはたった一種類のはずです。
アウト・オブ・アフリカと言う偉業はたった数百人で行われたと聞きました。
それが10万年を経た現代、大きく分けて三種類に分かれ、60億人になった。
その三種類がこれから四種類、五種類に分かれて行くのか、或いは元に戻るのか・・・・?

とても気になります・・・・・・・・・・・・・・・・・・
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by cruise_tour | 2013-02-01 10:34 | タイガの森 | Trackback | Comments(1)

燻製器

猪の肉の生肉を見ながらふと思いつきました。

当然燻製の設備があるに違いない・・・・

通訳さんに尋ねました。

「もちろん、あります。こちらへどうぞ。」

と案内された場所は犬小屋の近くです。

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ご覧の大きさの燻製室でした。
セルゲイさんはそれぞれの段を指さしながら
「猪、鳥、魚・・・」
と話してくれました。



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こちらは何でしょうか?
下の鉄板の上部の穴で火を焚き煙を作るそうです。
アレキサンダーさんの事ですから、きっとこだわりの数種類のチップを使うのでしょう。
それぞれの香りの燻製を味わってみたいですね。


アレキサンダーさんの"マメ"さは日本人男性の"マメ"な男性と同様の繊細さを持っています。
とにかく優しい、アウトドアライフに詳しい、自然に詳しい、森に詳しい・・・・
マメな男性の評価は私も十分熟知していますが、それと同等かそれ以上の気配りです。
しかも天文学的数字の知識を土台にした気配りとお持て成しですから、彼と一緒に過ごして不満が残る方はほとんどいないでしょう。

欠点がないのか?
と問われますと確かに一つ感じるところがあります。

私のようなある部分無頓着な人間で、無知を知りながらも多くのことを自分でトライしないと気が済まないタイプにとっては「丁寧過ぎる、親切過ぎる」と感じるかもしれません。
オーバー・ケアの傾向を感じるかもしれません。

ただ、それは彼の善意に基づいていますので、やや抵抗は感じたとしても、日本旅館の仲居さんのきめ細やかなサービス同様で慣れれば抵抗感は薄れるはずです。
宴会が終わって部屋に帰ると布団が敷かれている・・・・・こんなサービスが当たり前のこととして提供される事は私にとっては気後れすることでした。
しかし、それが日本旅館のサービスなのですから、ありがたく受け入れることが客のマナーでしょうね。
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by cruise_tour | 2013-01-26 12:04 | タイガの森 | Trackback | Comments(0)

ハンティングの後

本日の掲載写真はご覧になられる方にとってはショッキングかもしれません。

従って画面の下へスクロールされるかどうかは十分お考えいただいた後にお願いします。









元々人間が生きるために行ってきた狩猟の現代の手法とその後のいっち番大切な精肉作業の過程に関しての書き込みです。
殺す楽しみのために狩猟を行うのではなく、食べるために殺す・・・・
同じ命を奪う行為ですが、奪う側の精神が180度違う!
絶対に違うのです。

その気持ちを頭ではなく、肌で感じることができる機会でした。

スーパーや肉屋さんに並んでいる鳥・豚・牛。
これらは美しく美味しそうに見えますが、そうなるまでの過程は我々にとっては目を覆いたくなるもの。
でもその過程無くして我々は肉を食べることができません。
絶対にできないのです。
だから神聖と感じたのかもしれません。





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左からオレグ、私、サーシャ、セルゲイ・・・・
セルゲイはアレキサンダーさんの息子さんです。
彼が前日に二頭のイノシシを仕留め、森の中にデポしたものを翌朝ドルミンの村から駆け付けた二人の友人と共に取に出かけました。





右から二番目はセルゲイ大佐です。
退役軍人ですが、明るく楽しく、数々のTVで見てきたソビエトの映像に出てくるロシア軍人のイメージとは正反対です。
セルゲイ大佐はセルゲイと前日にハンティングに出かけ仕留める現場に居ました。
「私は元々モスクワの出だが、帰る気はない。ハバロフスクはほんとに素晴らしいところだ。」
と申しておりました。
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私も記念撮影をさせていただきました。a0010971_11135844.jpg
うーん・・・感想はひたすら凄い、としか言えません。
80キロ以上ある獲物であり、足場もわるいでしょうから、現場である程度解体し、トラックに乗せるのでしょう。
それをこなしてしまう彼らの技術と抵抗感の無い精神がどんなだろうと頭を巡りました。



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だんだんとお肉やさんの肉に近づいてきました。
これらを総がかりで手際よく行い、分配していきます。
右側のばら肉ちょっと美味しそうに見えませんか?



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水で洗い落しながら更に肉を細かく切り分けて行きます。
ここまで来たらもう大丈夫。
皆さんでもどこにどうナイフを居れればどんな肉が出来上がるか想像できると思います。
肉は塩をまぶして保存したり、燻製にしたり、その他の保存方法で保管し、いずれ胃袋へと向かいます。
たった二頭のイノシシから四分割された肉・・・・それが何人をどれくらい養えるのか?

恥ずかしながら聞いてくるのを忘れました。



タイガの森には旅行会社が日程表に書くことが難しい、様々なドラマがあります。
この旅こそ、バイカーの旅に近い要素を持つノン・ライダーの旅であり、積極性があるとより充実できると思います。

彼らが何をしてくれるかを100%待機するのではなく、勘がつかめ、状況がつかめたら、旅人自らの感性と発想でご自身が何をしたいかを想像し楽しく考えて伝えていただきたいと願っております。
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by cruise_tour | 2013-01-25 11:30 | タイガの森 | Trackback | Comments(0)

薪作り

今年を振り返っている余裕があるなしは別にして、いよいよ残り四日ですね。
仕事は今日までの方もいらっしゃると思います。
勤めていた頃は今日あたりは楽しい気分で仲間や上司と事務所の掃除をして早めに終わり、一杯やりに行く・・・・と言う流れが平和な流れでした。

平和は素晴らしいです。
平和とは笑顔ができる状態をいうのでしょう。
笑顔さえできればどんな状況でもそこは平和・・だと思います。
ぜひ大笑いで年を越してください。



平和に欠かせない薪を作る作業をちょっくらお手伝いしてみました。
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チェンソーは町で生活している人間には不要な道具ですが、タイガの森には欠かせません。
この作業、男はやってみたくなる仕事だと思います。
木を倒す、その瞬間の快感は想像いただけるでしょう。
そしてその気を輪切りに切断していく・・・・巻き割りの準備ですね。


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丸太を縦に割る作業。
これを正しく薪割と言い斧で叩き割る手段が効率的で美しい薪が出来上がります。
私もこの後トライしました。


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薪を見て、斧を振り上げて薪に落とし込む瞬間の集中力は、先祖がどうであろうと侍の気分です。
刃物を扱うと言うことはそういう気分にさせてくれるものであり、これが相手が人間だったらと考えるとぞっとしてきます。
銃でも刃物でも平和利用はほんとに便利で素晴らしいです。
真面目に真剣に取り扱う品格が求められると強く感じました。

蛇足です。
柳生家の創始者、柳生石舟斎は剣術を刀を使うためでなく、使わせないために学んだそうです。
自分が強ければ相手に刀を抜かせないでことは済む。
自分が強くなければ相手は刀を抜き、結果どちらかが倒れる悲劇が待っている。
その考え方の究極が無刀取りだそうです。
どこかの国の人々に教えてあげたいですね。


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男女平等の感覚が強いロシア女性の身だしなみです。
男は外へ、女は家に・・・・・と言うのはモスリムと古い日本の風習でしょうか。
モンゴル女性も同様で、出産後1週間で職場復帰するらしいです。
男女半々が人類の比率であり、これからの社会はどんどん女性が社会進出を成し遂げ、日本の総理大臣にも女性が登場する日がやってくることを願っています。
日本に女性らしい強力な政治家が生まれないのは何か理由がある気がします。
私が知ってる限り、市川房江さんが女性政治家の頂点でした。
彼女のような政治家が登場する日が日本の新しい社会のスタートなのかもしれません。
女性の皆さんのご活躍を願っております。
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by cruise_tour | 2012-12-28 09:52 | タイガの森 | Trackback | Comments(0)

別れの朝・・

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by cruise_tour | 2012-12-01 10:34 | タイガの森 | Trackback | Comments(0)

猪ハンティング

タイガの森、滞在最終日の前夜でした。
私達が夕食を取っている時にセルゲイさんがダイニングに駆け込んできました。
やや興奮している様子・・
ロシア語の会話が飛び交う中、通訳さんが話してくれました。
「イノシシを二頭取ったそうです!」

そしてイノシシの料理が始まり、写真の料理が出来ました。
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イノシシのレバーと玉ねぎをバターで炒め塩を降った簡単な料理です。
獲って来たばかりのイノシシと聞いて恐る恐る箸を伸ばしました。

うーん、気持ちが邪魔をして味覚が良く分りません。
既に夕食は半分くらいいただいた後でした。
しかし、正しくレバーの味であり、やきとん屋でいただくレバーと同じ味です。
当たり前と言えば当たり前です。
ブタの先祖ですからね。




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ジャーーン!
少しばかりショッキングな写真かもしれませんが、証明写真です。

しかしこんな写真はかわいいもの・・・・・・解体された肉の塊がどさっと置かれたテーブルの写真、翌日などはトラックの荷台に所狭しと積み上げられたイノシシの肉の塊が写っている写真があります。

ハンターは凄いです。
撃ち、皮をはぎ、内臓を取り出し、肉を綺麗に小分けにして運べる重さに分別します。
そして更にベースではそれらの肉を細かくきれいに解体します。
最初はグロテスクでしたが、次第に肉屋さんに置かれている肉に近づいてくると抵抗感はなくなり、美味しそうだと感じるようになりました。

獲ったイノシシは100キロの雄と80キロの雌だそうで、10月20日に解禁された猟の初めの獲物だそうです。
ハンティングはセルゲイ両名様によって行われましたが、獲物が大き過ぎてドルミン村から助っ人を2名呼びました。
サーシャとオレグさんです。


私がイノシシの肉が積載された荷台にくぎ付けになっていると後ろからお二人が歩み寄って来ました。

「グラスチェ!」
とごつい手で握手をしました。


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4人で記念撮影です。

できればハンティングに同行したかったな☆
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by cruise_tour | 2012-11-30 16:01 | タイガの森 | Trackback | Comments(0)

マンチュリア=満州

満州は昔、マンチュリアと呼ばれていた時期があるそうです。
タイガの森のツアーを行うまでは知りませんでした。
どなたか有名な小説家の作品にマンチュリアと言う名前が入ったものがあったような気がします。

満州=マンシュウと言うと日本人にとってはあまり良いイメージが湧きませんので、マンチュリアと密かに呼んでいます。

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左の黒のバケツに入っている実はマンチュリアン・ウォールナッツです。


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マンチュリアの位置は、モンゴルの東隣、朝鮮半島の北、東ロシアの南です。
現在は中華人民共和国の一地方となっていますが、過去に二度、漢族を抑えて王朝を建てています。
一回目が金王朝、二回目が最後の王朝、清。
清王朝ができるまでの流れは司馬遼太郎が書いています。
韃靼疾風録・・・・・・・九州の平戸の大名家臣が、流れ着いた満州族のプリンセスを発見し、下命により祖国へ送り届けるが、そこで明王朝を滅ぼす戦いに巻き込まれると言う話です。
このプリンセスの表現の仕方が上手い!僅かですが知っているモンゴル女性のキャラクターを連想します。


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通訳さんの口から出た言葉です。
「マンチュリア」
マンチュリアはロシア人にとっては中国じゃないのでしょう。
中国はキタイ、マンチュリアはマンチュリアなんだと思います。

不快になる方がいらしたら申し訳ありませんが、一つの見方です。
「もしも日本軍が満州に居なければ満州はロシアの物になっていたんだよ。中国は日本に感謝しなければならない。」

私には難し過ぎる問題ですので政治的な話題に触れるつもりはありません。
ただ、現在の国家が設けた国境は永遠ではなく、後日大きく変わるでしょう。
一つ言えることはロシアにも、中国にもネイティブ・マンチュリアが黙々と生活しており、自らが持つ歴史を学び、アイデンティティーを維持し続けるということです。
国境なんてものはそれ位はかないものであり、大切なのは民族の存在でしょうね。
ロシアも中国もインドも大国はたくさんの民族を共通の貨幣や言語や法律の枠組みの中に取り込んでいるに過ぎない人工的な臭いを感じた次第です。

その国の文化を知り味わい、庶民との触れ合いを願う旅を模索している私としては力と金で他民族を支配している大国の存在はちょっと面白くないかな?
まっ、そんな行政区分により本来の民族の姿がはっきり見えない私に問題があるのかもしれません。
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by cruise_tour | 2012-11-29 10:56 | タイガの森 | Trackback | Comments(0)

ロシア語の外国名

日本は、ニホン、またはニッポンと音読みしますが、外国語ではそれぞれ異なりますね。
例えば日本語ではイギリスと言いますが、そんな音でよむ国名はありません。

英語で日本は、ジャパン・・
ドイツ語ではヤーパン、スペイン語ではたぶんハポン、フランス語はジャポン、韓国語はイルボン、中国語はたぶんリーベン・・

ロシア語で日本は何と呼ばれているでしょうか?


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日没直前にこのお店に立ち寄りました。
原野に立つレストランです。
我々は中には入りませんでしたが、この店のピロシキは絶品です。
具は何種類かありますが、ミートは最高でした。


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どうってことない風景に見えると思います。
逆にみすぼらしいと受け取る方もいらっしゃるかもしれません。
ただ、私にはこれらの家の中の温もりが分ります。
だから美しい景色としてシャッターを押しました。
人間でもそうですが、外面が良くても中身が違う人、外面が悪くても実は愛情と美的観念に優れた人が居るのと同様で、外見だけで全てを判断できないことは既にご存知の通りです。

私はロシア人は芸術的センスを持っていて、土壌があるからこそ、音楽、文学、バレエなどの世界的アートを生んだのだと思います。
彼らの内面には美的感覚が宿っていると考えておかしくないでしょう。
私たちはそれを意識していないだけ、知らないだけでしょうね。


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この風景も私にはシャッターを押さずにはいられない風景でした。
残念ながら撮影技術を持たないので、こんな写真になりますが、私の目と全身が感じた道の風景は私が知るロシアの原野そのものでした。


私が正にこの写真を撮影して振り返ると"オリガのレストラン"の方向から二人のロシア人男性がやってきて私に声をかけます。
私が写真の道を撮影しているのを見てやって来たのでしょうか?
「ビューティフル!」
私が撮影した方角を指してそう一言。

突然現れたロシア人にやや慌てて対していると通訳さんが駆け寄ってきてくれました。

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彼女、若干20歳ですが、ほんとに生真面目で優秀な女の子です。
日本語は教育の最中ですので、生の日本語会話と言うよりもアカデミックな日本語で、我々が日常使用しないような単語が出てきたり、本を読んでいるようです。
「私は今、神風の本を読んでいます。」
神風特攻隊のことが書かれた本だそうです。
そう聞いて瞬時に言葉を失いましたが、AKB48も知っているそうですのでやはり普通の女性。
とにかく生の日本語は学問の日本語と異なります。
その点、将来ロシアへ行かれて若き通訳さんとご一緒された場合は割り引いて接していただければと思います。



話は戻ります。

私が道の写真を撮った後に歩み寄ってきた二人の男性にロシア語で語りかけられました。
ロシア人にしては積極的なタイプで彼らから語りかけてきます。

「キタイ?」
そう語りかけられた時、知らぬ間に私の横に居た通訳さんが答えてくれました。
「イッポニア、イッポニア」


キタイはロシア語で中国を指すそうです。
モンゴルでも中国はキタイと呼ぶと思いますのでご存知の方も大勢いらっしゃるかもしれません。
キタイは契丹という国名から発しているそうです。
カラキタイのキタイでしょうね。

そしてロシア語でニホン(ニッポン)はイッポニアとの音で呼ばれます。


以上なんてことない話ですが、そこから色々と発想が湧いてくるので旅は楽しいですね。
やめられない、とまらない♪
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by cruise_tour | 2012-11-26 09:30 | タイガの森 | Trackback | Comments(2)
再びタイガの森の物語です。


クロテン、という動物ご存知でしょうか?
テンは聞いたことあると思います。
テンの黒いタイプですね。


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これはアレキサンダーさんのベースで飼育されているクロテンです。
こう見るとかわいい顔してますが、鳴声は鋭く大きく凶暴さを感じました。
「ギャー・ギャー・ギャー」
と言うような警戒音を近づくと発します。
そして動きは相当素早く激しいです。
目が回るんじゃないかと思うくらい檻の中をぐるぐるぐるぐる・・・・



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森のトレイルを車で移動中に右手前方に黒い動物を発見しました。
即座に車を降りて写真を撮ろうと追いかけると森の中へ逃げる、
と当然我々は追う・・
この写真は諦めかけた時に突然目の前のトレイルを横切ったクロテンを取ったものです。
クロテン君が素早いのと私の目が近眼と老眼が混ざっているため、適当にシャッターを押したところ、この写真が撮れました。



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アレキサンダーさんは言いました。
「ロシアの領土はクロテンのお蔭で今のように広くなった。」

「ハバロフもクロテンが目的だったんですか?」

「ええ、そうです。」

黒澤監督の映画の「デルスウザーラ」ではデルスが唯一の現金収入を得る手段としてクロテンが描かれています。
当時は高値で取引されていたそうです。

とにかく、タイガの森を語る時に虎と合わせてクロテンの存在が欠かせません。
クロテンはロシアの領土を広げた根源だった・・・・
人間は富を求めて旅に出た・・・・・危険を承知の上で。

因みにクロテンの好物はリスだそうです。
名ハンターでもあるアレキサンダーさんが二度リスを打ち落とす瞬間に遭遇しました。
その皮を剥いで肉を取り出し、クロテンの檻に投げ込む場面も拝見しました。

何て残酷な・・・・・・
と言う声も聞こえてくるかもしれませんが、その行為があまりにも自然で、無駄なく、一つの流れの中で行われる姿を見ると、そんな気持ちは湧いて来ないでしょうね。
現場とは素晴らしいというか、たくさんのことを教えてくれ、自分の中に眠っている感情や思いや考え方と出会う場所でもあるのでしょう。
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by cruise_tour | 2012-11-15 09:47 | タイガの森 | Trackback | Comments(0)

狩猟とは?

私は人生で初めてハンティングの現場に立ち会いました。

私達日本人はほとんど銃を目にしたことがありません。
警察と自衛隊とごく少数の銃保持者以外は銃を持つこと、目にすることはほとんど不可能でしょう。
私たちは銃を必要とする社会には住んでいません。
従って銃は"悪の象徴"と言えます。

しかし、外国へ行くと銃は道具として当たり前に人間の生活の中に存在することがあります。
タイガの森で目にする銃は護身用と狩猟を兼ねた銃です。
但し、銃は車と同様、使い方を誤ると大きな被害をもたらす道具であり、軽はずみな心で触ることは厳禁です。
面白半分で触る位なら触らない方がベターです。


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ライフル銃もソフトに見えませんか?


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こちらは実際のハンティングの場面です。
私には全く見えない獲物をアレキサンダーさんの目と勘は簡単に捉え、視界から離しません。
何度見ても私には見えないターゲット。
彼には見えるのです。

この後、パーン!という乾いた音がすると彼は森の中へ消えて行きました。


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美しい山鳥です。
名前は忘れましたが、ほんとに美しい鳥でした。
羽毛はふさふさしており、まだ温かかったです。

山鳥は1日後の夕食のスープの具になりました。
私もいただきましたが、大変美味しいお肉でした。
アレキサンダーさん曰く
「この鳥の肉を食べた日本人は初めてだろう。」
初物はいずれにしても目出度いものです。

誠にありがとうございます。


アレキサンダーさんはサービス精神旺盛です。
もしもご希望の方がいらっしゃれば小動物に限り、アレキサンダーさんの管理の下、ハンティング体験が可能です。
この森はアレキサンダーさんの森であり、彼の管理下にあります。

そしてハンティングは釣りや畑仕事と同様の食糧確保行為であり、人間が生きるために行われる貴重なワークと言えます。
釣竿が銃に、鍬が銃に変わるだけで精神的には大きな違いはないでしょうね。

タイガの森の物語はパンフレットやホームページには書ききれない様々な出来事に満ち溢れています。
様々な出来事は季節や訪れる旅人によっても変わります。
皆様の興味や発想で旅行業者が提案する小さな世界をぶっ壊していただきたいと願っています。
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by cruise_tour | 2012-11-12 09:14 | タイガの森 | Trackback | Comments(0)

海外バイク ツーリングを始め、アウトドアを主体とした旅の魅力をお届けします。


by cruise_tour