クルーズのアウトドアツアー

cruise.exblog.jp
ブログトップ

カテゴリ:タイガの森( 89 )

トラッパーズ・キャビン

トラッパーズ・キャビン
と言うとカッコいいので使用していますが、猟師小屋とも言います。

a0010971_11141097.jpg
トラッパーズ・キャビンの前に猪の毛皮が干してありました。
毛皮の上には始終鳥たちが舞い降りて、毛皮の内側をついばんでいます。

アレキサンダーさんは言ってました。
「こうして干しておけば脂分を鳥たちが食べてくれる。毛皮を干すことで鳥が食べ物を得ることができ、毛皮の清掃にもなる。ロシアではこれを"一石二鳥"というんだ!」
(一石二鳥の下りは脚色です。)

自然と共に暮らすこと、リサイクル、エコなどをアレキサンダーさんは実践しています。
どの程度のロスや無理があるのか聞いてみたいところですが、とにかくこれからの時代は自然と共に暮らすことが求められるような気がします。




ところで、一石二鳥との熟語は英国がオリジナルだそうです。
kill two birds with one stone
だと、ウィキペディアに書いてありました。

英国は多数のオリジナルを生む知恵の国・・・・・今は産みの苦しみで、新しい社会システムを作るのは彼らかもしれません。
[PR]
by cruise_tour | 2011-08-10 11:55 | タイガの森 | Trackback | Comments(0)

狩猟とは・・・・・

a0010971_9315293.jpg
これは絵ではございません。
ある作業を撮影した写真ですが、オープンにするには、やや問題があるのでフィルターを通してご覧いただきます。

ヒントは「クロテン」です。


日本人はクジラを捕獲し、余すところなく生活に利用してきました。
西洋人が油目的で捕獲したことと異なります。
かの有名な作家「CWニコル」氏も有名な小説に書いている通り、日本の捕鯨は伝統的な、命がけで行うカルチャーであったのです。

エスキモーのアザラシ狩り
大間のマグロ一本釣り

これらは命がけで行う、生きて行くために大きなハンデを与えられながら行う狩猟であり、インドやロシアで行われた遊び半分、自己満足や射幸心をベースにしたゲームハンティングで行った虎の大量殺戮とは違いますね。


森の狩人、デルスウザーラはクロテンの毛皮でキャッシュを得ていました。
そのキャッシュは主に銃の弾を購入するために使われ、その銃を使う時は最低限の食料を得るために限定されました。

同じハンティングでも心の持ちようと用途が全然違いました。

私はゲーム・ハンティングに大きな反発はしませんが、自分が動物を銃で撃ち殺す気持ちにはなりませんし、絶対にそれを行うことはないでしょう。

ただ、心あるハンターが行う、意味のある、合法的な狩猟には同行し、見学したいと思っています。
タイガの森、ファーイースト・ロシアにはそのチャンスがある気がしています。


ぜひ読んでいただきたい書籍とご覧いただきたい映画&書籍

デルスウザーラ BY 黒澤明

勇魚&その他 BY CWニコル


CWニコルはたくさんの書籍を書いています。
もしもタイガの森に興味を抱いている方は、彼の本の何冊かをお読みいただければより面白い発想が得られる気がします。
彼がなぜ日本に住みつき、国籍を取得したのか?

その根本は世界の野性を知りつくした男が辿り着いた「魅力的な日本の森」にあります。

森は遠くから見ると変化に欠けた風景でしかありませんが、その中にはたくさんの物語が実際に起きています。
私はそれを肌で感じました。
その結果が下記のツアーの発想にあります。

タイガの森の物語
[PR]
by cruise_tour | 2011-07-15 09:55 | タイガの森 | Trackback | Comments(0)

寒い所へ

a0010971_13464684.jpg
ファーイースト・ロシアのドルミン村の2月です。


寒いです。
日本の冬も寒いですが、体がしびれる寒さでした。
特に到着翌日の慣れない時には・・

この村、人影を見ませんでした。
馬一頭が雪の中、食べ物を漁っていただけです。
給水塔からでかい氷柱が垂れ下がり、ブルーアイスのような色でした。
レーニン像も寒そうでした。


a0010971_13511839.jpg
ウデゲ・スタイルのスキーで冬の森を散策している時は体が暖まって暖かったです。
しかし、気が付くと汗びっしょり・・・・
休んじゃいけません。
歩き続けるのです。


a0010971_13523850.jpg
一時を過ごしたロシアの友達・・・
4人でスキーを操り猟師小屋へ辿り着きました。
この小屋の天井は低く、やや狭苦しく感じますが、中は全てが揃っており、アウトドアが好きな方はワクワクしてきます。
多分、男の子ならば遊び心が自然に湧いてくるでしょう。
ソーラーパネルを電源とする蛍光灯もあります。
そしてちゃんと点灯するのです!
アレキサンダーさんはインテリ写真家であり、動物に精通した学者肌であり、男の遊びをいつまでも追及する夢追い人だと感じました。
しかし、実現してしまっているので、夢追い人ではありません。
こういう状態をなんと言えばいいのでしょう。

この時、私とセルゲイ大佐は汗をかき過ぎて衣類が濡れたため、がたがた寒くて仕方ありませんでした。
ほんとに寒かったです。
今でも忘れないくらいの寒さ・・・・

これからも日本の夏、世界の夏はどんどん暑くなる気配があります。
しかし、電力は足りないし不安定。
さあーどうする?!

寒くて寒くてどうしようもない、脳裏に焼き付くような寒さを体験して、猛暑の夏をを精神で克服する手段が考えられます。

ロシア=シベリアには世界で一番寒い村があります。
記録ではマイナス74度!!
きっと忘れられない寒さを体験できるでしょう。
そして暑い夏を乗り切る精神力を付けられる気もします。



a0010971_13581878.jpg
美しい冬の森の風景に見とれています。
寒さと相まってほんとに美しい森が広がっていました。
多分日本でも見かけることができる風景かもしれません。

でも、この森にはアムール・タイガーやリンクスと言う大山猫が住んでいます。
目視は大変難しいですが、彼らの存在は十分感じられます。


ちなみにリンクスは人の心を見透かすと言われるそうですが、確かに私もそう感じました。
透き通った、心を射るような目をしていましたね。

ちょっと不気味でした・・・・・・
そして寒くなりました。

[終わりです]
[PR]
by cruise_tour | 2011-07-13 14:23 | タイガの森 | Trackback | Comments(0)

虎の足跡、軌跡

ドルミンの森には何本かのトレイルがあります。

私が知る限り3本ありました。
そこは車が一台通過できる広さで固まっています。
トレイル以外は藪や木々が密生する場所で、例え虎でも藪漕ぎが必要でしょう。
冬は特に降雪があるので、深い雪に覆われ移動は負担がかかるのでしょう。

従ってトレイルを進むと必ず虎の足跡にぶつかります。

虎は深い雪を泳ぐようにトレイルに辿り着き、思うままに動き回ります。
a0010971_9344171.jpg

左はアレキサンダーさん、真ん中がセルゲイ大佐、右は私です。
虎の足跡を撮影中することに夢中ですが、きっと足跡の主はどこからか私達を眺めているはずです。


爛々と輝く美しい、大きな目で・・・・
[PR]
by cruise_tour | 2011-07-06 09:37 | タイガの森 | Trackback | Comments(0)
大災害により悲痛と苦痛の中に未だ閉ざされている皆様のお気持ちを念頭に・・・・・



アウトドアというとアメリカが本家本元のように聞こえますが、ロシアのアウトドアも地味ですが、感じ入るものがあります。
物質装備ではなく、少ない装備を知恵を使って使用していくことがロシア風。
ロシア男の器用な手さばきを見ているとほれぼれすることがあります。
アウトドアというビジネスによって作られた世界を踏襲するのではなく、体に染みついた自然な行動と言える気がします。

a0010971_10175479.jpg
左側の男がセルゲイさんでハンターであり、動物学の研究者です。
この人、とても物静かですが、憧れる男です。
彼はフィッシングガイドのライセンスも持っていますのでいつかご一緒に。
スティーブマックインのような男臭さとデリケートさを併せ持つようなタイプに感じました。

アウトドアとは近代生活の中にいる私たちが大自然に回帰することで、そこでは文明人としての品格(内面)を保ちながらも不便な生活を楽しむことである。
できるだけ少ない装備でシンプルに大自然を楽しむ・・
ホームセンターでたくさんのアウトドア用品を車に積み込んで、キャンプ場へ行き、装備を使いこなすことで時間を使い果たしてしまうのはアウトドアとは言えません。

カウボーイはフライパンと寝袋だけで旅をしたそうです。

そして究極のアウトドアマンであり、旅人はこの人でしょうね。

スナフキン

哲学があるところが違いでしょうか?
[PR]
by cruise_tour | 2011-03-25 10:33 | タイガの森 | Trackback | Comments(0)

ロシアの男とたき火

a0010971_1144029.jpg
タイガの森で猟師小屋に到着後、たき火が始まりました。
東京では今や焚火は禁止です。
何でも消防署がやってくるらしいです。
しかし、昔は焚火は東京でも当たり前でした。
落ち葉を集めて火をつけてできれば焼き芋を焼く・・・・
歌もありますね。

薪ストーブが流行っているらしいですが、人間は焚火が大好きで、欠かせないものだったのでしょう。

私も皆さん同様、たき火が好きです。
でもそれができない・・・・・・・・・・・・・・

写真は通訳のトーリャ君です。
a0010971_11483136.jpg
誰に指示を乞うこともなく、無駄のない動きで焚火の準備をしていました。

紙→小枝→小木片→そして焚き木

の順番で火を大きくしていきます。
「焚火が作れなきゃ、ロシア男とは言えないのかな?」
「ハイ、そうです。僕が住んでいたサハ共和国の冬はとても寒いです。火を起こすことは当たり前のことです。」
と聞いた気がします。

a0010971_11503619.jpg
出来上がりです。
暖かい揺らめく炎・・・・・・・・・・
魂に届くものであり、生活に欠かせないものであり、しかも美しい。
この前に何時間でも座っていられそうです。


ハバロフスク市に帰り、現地旅行会社の担当者、オリガの自宅を訪ねた時、私達が撮影したたくさんの写真の中から、彼女はこの炎の写真に目を留めました。

その時私は、はっとして彼女がなぜこの写真に注目したのか知りたくなりました。


今度聞いてみます。

なぜ、彼女がこの写真に着目したのか・・・・
[PR]
by cruise_tour | 2011-03-11 11:58 | タイガの森 | Trackback | Comments(0)

タヌキとキツネ

ファーイースト・ロシアは日本と似た自然環境です。
特に北海道と似ています。
昔は地続きであったから当然でしょうね。
サハリンと北海道がつながり、サハリンはシベリアとつながっていた。
間宮林蔵が探検した時でさえ、サハリン北部とシベリアの間の海峡はとても浅く、大きな船は座礁してしまうため入れなかったそうです。


タイガの森には日本の皆様にも親しみ深い二種類の動物がすんでいます。

狸と狐

a0010971_10311478.jpg
可愛らしいですね。
季節は初春でしょう。
綺麗な花を眺めながら待ち遠しかった春を楽しんでいる風に見えます。

a0010971_10333811.jpg
見事なしっぽと賢そうな目・・・
子供を見守っているのかもしれません。
それとも何か感じて振り返ったのでしょうか?


この二種類の動物はイヌ科です。
そして私たちの身近な存在でした。
従って様々な言葉が存在します。

+きつねそば&うどん、狐火、きつね色、狐に化かされる・・・・

+たぬきそば&うどん、狸寝入り、狸親父・・・・・

その他たくさん言葉が存在することは人間と彼らがとても近い距離にいたからでしょうね。
皆さんはどちらがお好きですか?
私は断然狐が好きです。

しかし、一番身近なのは狸親父かな・・・・・・
最終的に大きな害はないんですが、どうも・・・・・・・・・・・・・
皆さんの周りにも居るかもしれませんが、狸親父に接するためには裏付けされた正道、本道を行くことが最善だそうです。
あるいは一皮むけて優しく見守ってあげましょう。
刹那的にいいポジション取りたいだけだと思いますので。

ちょっと意味深でしたでしょうか?
単純にタイガの森の両雄の存在を強調しただけで~す♪
[PR]
by cruise_tour | 2011-03-10 11:00 | タイガの森 | Trackback | Comments(0)

ロシアの東の森

先日午後7時頃でした。
遠い所に住んでいる知人から電話が入りました。
「今、セントレア空港へ行く途中なんだけど、道が分らないのでパソコンで見てくれないか?」

「えっ・・・?」

「高速が雪で閉鎖されて下道に降りたんだが、どこへどういったらいいか全然分からないんだ。カーナビ積んでない車で、しかもいつも通っている道が閉鎖されるとどうしようもない。」

と言うことでした。
地図を見るなり人に聞くなり、色々と方法はあると思うのですが、そんな疑問はさて置いて、電話で遠隔誘導をいたしました次第です。


大したことないので忘れていましたが、今朝のあるメルマガを見ますと、全く同じ状況に陥った物語が書かれていました。メルマガの趣旨は
「コンピューターの劇的な進化によって、人をとりまく環境は、人間の労力を使わず、脳を使わず、
機械が勝手にしてくれるようになりました。」
それによって人間の脳の力が衰える。
メルマガ筆者のカーナビが不具合を起こした後、目的地へ行くために、相当苦労して辿り着いたとのことです。
脳が考える力を失っていると感じたそうです。


てっとり早く自分に当てはめると、漢字が書けないことにぞっとします。
又、何かを調べる時に簡単にコンピューターを使うため記憶に残り難い。
知らない間に脳を使う力を奪われているにもかかわらず、達成し難い課題を与えられているのが現代の先進国に住む人間ではないかと感じています。
と言うか基本的な人間の仕事がコンピューターに奪われ、人間はやることが無いにも関わらず、更なる結果を求められているのが現代ではないかと感じ入った次第です。
また、情報が過多により必要以上に覚えなけれならないことが多すぎてついていけない。

私だけであればいいのですが・・・・・・・・・・・


ここから旅行の話へ展開します。
a0010971_15112571.jpg
タイガの森の猟師小屋です。
インターネットはございません。ご安心頂きアナログワールドに浸れます。
ワナが私には美しいインテリアに見えました。

a0010971_15135540.jpg
ウハーと呼ばれるお料理です。
マスを輪切りにした、あっさり塩味のスープです。
素朴でおいしい料理・・・・江戸前寿司同様、素材が勝負ですね。

a0010971_15163868.jpg
トナカイの肉をスライスしています。
半分凍った肉を絶妙のナイフ扱いで裁いてくれましたが、アレキサンダーさんが冗談半分で、
「肉は厚く切った方が上手い!」
と言い出し、厚めのスライスが目の前に・・・
口に入れましたが、薄くスライスした肉の方が全然おいしかったことを忘れません。
これ、どうでも良いことかもしれませんが、私には重要でした。
人間の感覚は時にコンピューターに勝ります。

a0010971_15214564.jpg
優秀な頭脳の集合!と言っても許されると思います。
何が凄いか!
彼らの知識は現実に連結しており、たくさんの情報を出し入れするのではなく、一つの情報や能力をその場でアレンジしてたくさんのことをこなしてしまうことです。

しかし、それはそういう能力が育ち必要とされる社会だからそうなるのかもしれません。



所管
+カーナビは仕事以外では使用しないことにしてみたら如何でしょう?回り道をした、その場所に素敵な何かが待っているかもしれません。

+発展途上国にこそ人間が人間らしく生きて行ける環境があります。人間とは論理的な生き物のようで実はかなりいい加減な生き物らしいです。いい加減さが適度に許されませんと、人間は人間味を失ってしまうのかもしれません。

+食べ物は人間にとって一番大切な物。種の保存と食べることが人間の基本としますと、そのどちらもが価値を失っているのが先進国ではないかと感じております。


旅に出よう・・・・出会いを求めて、そして食べるたことの大切さを知るために。
[PR]
by cruise_tour | 2011-01-20 15:37 | タイガの森 | Trackback | Comments(0)

男達のくつろぎ・・・・

a0010971_10442865.jpg

雪の中に並ぶたくさんのボトル・・
それは語り合った男達の痕跡。

一日の活動を終え、男達はここに集まり、汗を流す。

そして汗をかきながら語る。
トラの話し。
熊の話し。
歴史について。


しばし、火照った体を冷ます。

そこでも男達は語り合う。
銃について。
ハンティングについて。
デルスウザーラの話。
旨いものの話。

そしてまた汗を流す。



時を経て遂に待ちに待った瞬間がやってくる。
ボトルの封を切り、乾いた喉を潤す。


ゴク、ゴク、ゴク・・・・




「アーーーーー!! オーチン・ハラショーーー!!!」




サウナの合間にビールを飲むことは体に良くありません。

しかし、これほど心に良い行為はたくさんはありません。


神様、サウナとビールをありがとう。
[PR]
by cruise_tour | 2010-05-04 11:02 | タイガの森 | Trackback | Comments(0)

海外バイク ツーリングを始め、アウトドアを主体とした旅の魅力をお届けします。


by cruise_tour