小栗伸幸さん、ご一緒の旅。カンボジア、コンポット州の旅。
新たな旅の内容をグレードアップ致しました。
〔日本語通訳とサポートカーが同行します。〕
日本から最も近い、ビギナーのための本格的なオフロード・ツーリングが楽しめるモンゴルとカンボジア。
当社では長年に渡り、両方の国をできる限り深く理解し開拓して参りました。
そして昨年と今年、マックスフリッツさんのグループ・ツーリングが両方の国にて実施されました。
これは欧米では当たり前のことですが、日本では・・・・・
旅行業者主体ではないグループ・・・・・難しいですが、これ位自然な主体は無いと思います。
そして新たな当社としてのチャレンジはラリーストである小栗さんがご一緒するオフロードの旅。
カンボジアのフラットな地形でのオフロード走行は自我流でも問題ありませんが、そこにプロフェッショナルな、高品位のアドバイスが吹き込まれることで眠っている能力が開花されることを期待しています。
人間は人間同士影響し合って進歩していく以上、影響を受けるお相手は強さと優しさと品をキープするお相手がベスト。
新たな人生の始まりがこの旅から生まれますこと祈りを込めております。

コンポット州の旅、動画を頂きました。
編集が素晴らしい!楽しく仕上がっている動画です。
メコンに架かる橋
この川はチベットが源流で、雲南省、ミャンマー、ラオス、タイ、カンボジア、ベトナムを通過して太平洋に注ぎます。
カンボジアメコンはその下流に当たるため、川幅はとても広く、また水面の増減も激しいために橋の建設は簡単ではなさそうです。
今まで唯一架かる橋がきずな橋でした。
そして今朝のニュースでご存知の通り、新たな橋がかかりました。
これから更に交通量は増し、クメールの土地に発展と開発がなされていくのでしょう。
カンボジア・ダートツーリングはそれほど長く続かないかもしれません。
この先10年でどんどん変わっていくでしょう。
(C)Akifumi Nagase

補足説明です。
これからの時代のスポーティーなツーリングは旅行会社が主導するのではなく、それぞれの個客が持つ独自の個性や経験を揃えることに比重を置くべきであり、単に不安だからグループを作るとの気持ちは、楽しさをどこに求めるかとの、皆様にとって一番大切なものをあやふやな状態にするのではと思います。
と、書きましたが、「それでは旅行会社本来の役割は果たしていない。」との疑問が出ると思います。
例えば長瀬氏は当社の古い顧客であり、何度かお会いしてお話もしていますし、お好みや走りや精神的タフさを知っています。
従って、彼ならラリーストと同じツアーで問題ないと考えました。
しかし、全く初めての皆様に関しましては私は判断しようがありませんし、根掘り葉掘りプライベートなことを伺う権利もありません。
また、我々の仕事はお客様にお断りすることではなく、何とかご希望に沿って手配することであります。
そうなりますと、その方が他の参加者とフィットできるかどうか全く確認できない状態で一つのツアーを組織することになります。
これは昔のようにレースが流行っていた時代で皆さんが平均的な経験をお持ちの時代であれば問題ないのでしょうが、昨今、同じことを行いますと業者としての道義はどうなってるのか?との責任に及んでくるのではとの考えに基づいて書きました。
募集が一つの大切な仕事であることは十分認識しておりますのでそれを放棄する意思はございません。
言葉が足りない点、すみませんでした。

美しい国の情景
今回も長瀬氏には卓越したショットの数々を期待していましたが、ツーリング内容が走りに比重を置いた内容であったため、どうなるかと思っていました。
しかし、いつも以上に、乾季でありながら瑞々しく美しいカンボジアを捉えていただきました。

タケオのリゾートにて。
日本では国連平和維持活動で自衛隊が赴いたニュースでこの地が有名になりましたが、それは遠い昔であり、今は美しい田園が広がる土地です。

こちらは個人的にベストショットに設定させていただきました。
無数の写真を見ながらも初めて見る風景です。
ポエムが生まれそうですね。

こちらも大サイズで見ると更に美しさと臨場感が増し、ため息が出る写真です。
カンボジアはモンゴルに始まった当社ツアーの中で確実にファンを増やしていただいている国です。
ただ、一般的な知名度に欠けることは確かですが、昔に比べれば遥かに魅力度は増しています。
また、衛生的な面でもマックスフリッツさんのツアー、14名様はお一人も軽い下痢すら発症しませんでした。
サラダを一切オーダーしなかったことがポイントではなかろうかとのご判断です。
一年を通して楽しめるダート・カントリーですが、舗装化はどんどん進んでいます。
当社提携ガイドは過去に参加された日本の皆様の満足度や日常の調査により、私でさえ教えてもらえない、彼等だけが情報を保有する魅惑の道へとご案内いたします。
ぜひご計画いただければ幸いです。
ダート経験無しの方はそれを前提に旅度満点のツーリングを、ラリーストはラリーストにご満足いただけるコース取りが可能な極めて優秀なガイドサービスです。
カンボジア・ツーリング|走り屋編
サザン・エンデューロ
カンボジア・ツーリングにも遂にラリーストの参加をいただきました。
ご一緒された方はレース経験はありません。
この違いを踏まえながらの旅であり、大変強い興味を持って見守って参りました。

結果は大雑把に把握させていただきましたが、とにかく無理せずご自身の経験の範囲で無数の判断を行っていただくことにより、怪我無く大きな不満もなく、逆に高レベルの方と走ったからこそ得られる充実感を胸に旅を終えられました。
ラリーなさっている方はモンゴル・ラリーも参戦経験があるそうで、ダートでも160km出すそうです。
当社ではダート経験の無い方をメインにご案内させていただいております関係上、このような能力を持つ方は別格であり、当社ご利用は稀な事だと思います。
又、私の経験から見ましてもこのようなレベルの方を対象にツアーを企画することは難しいため、当社ではカンボジアへの道筋とガイディングをご案内するに留めさせていただいております。
エキスパートの方は後はご自身で全て選択頂けるでしょうし、情報はたくさん収集されたと思います。

一般の方でダートを走りなれている方はサザン・デンデューロはお勧めのコースです。
但し、できれば友人知人同士、既にお相手のことを熟知なさっている小グループでの参加がお勧めです。
もちろん個人でも割増料金はかかりますが、フル・ガイド・サービスのご提供可能です。
まったく知らない同士がダート・ライディングに比重を置いた一つのツアーに集まる場合、スキルの差が生じ、お互いに不満が生まれる可能性があります。
一人参加で非日本語ガイドが不安だ・・・・とのお気持ちは理解できますが、上記のような全く縁のない、知らない同士が一つのツアーに参加し、ヒヤヒヤする思いや、焦りや、遅いペースにイライラすることの方が私は大きなリスクや問題があると信じております。
これからの時代のスポーティーなツーリングは旅行会社が主導するのではなく、それぞれの個客が持つ独自の個性や経験を揃えることに比重を置くべきであり、単に不安だからグループを作るとの気持ちは、楽しさをどこに求めるかとの、皆様にとって一番大切なものをあやふやな状態にするのではと思います。
以上新年早々僭越な文言の数々申し訳ありませんが、ダイレクトにメッセージがお伝えできることを念頭に書きました。
どうぞ宜しくお願い申し上げます。

カンボジア・ツーリング

2003年12月に最初のカンボジア・ツアーを催行させていただきまして、今年で14年目ですが、途中大きなクレームをいただいたことにより、現地サービスを変更し、現在に至ります。
カンボジア・ツーリングに辿り着いたきっかけはインドのエンフィールド・ツーリングでした。
ここで知り合ったドイツ人の紹介でカンボジア・ツーリングを知りましたが、それから今まで様々な経験を積まさせていただきました。
私には旅行業の師匠に当たる方が二人います。
一人は旅行業全般の師匠で、もう一人がバイクツーリングの師匠です。
しかし、二人の師匠は旅行業界の方ではないので、個々の仕事は自分で全てを考えてアクションを起こして参りました。
もちろん、インターネットや女性優先ツーリングに関しては助けてもらいながらの仕事でした。
当然大勢のお客様にも助けていただきました。
たぶん、バイクツーリングが確固たる市場として日本に定着する時には私はこの仕事をしていないかもしれませんが、必ず欧米人同様のマーケットが生まれると信じています。
そしてそのマーケットには日本の旅行会社が関与する割合は極端に低くなり、皆さん消費者が直接現地のツアーオペレーターと契約を結ぶことになるのだと予測しています。
私の限界が70歳として残り16年、この仕事が続けられればきっと新しい世界が生まれるでしょう。
私は自分の仕事上の経験と現地ツアーオペレーターとのコンタクト手段などを全て皆様にお伝えし、この仕事から去ることができればありがたいと考えています。
と言うのは理想であり、そう簡単に行かないから世の中楽しいのですね。

グループ・ツーリング

28名のライダーが勢ぞろい!
これ、極めてまれ・・・な事ではありません。
欧米ではこのようなグループがカンボジアで想像以上にできるそうです。


こちらは20名ですが、日本も欧米に引けを取らないことがはっきりしました。
私は当初驚異でしかありませんでしたが、終わってみれば大いに学びを得ました。
これからのバイクツアーの形がはっきりした気がします。
グループは旅行会社が作るものと言うのがこれまでの常識でしたが、これからの時代は欧米同様、顧客主体で気のおけない仲間同士がグループを作る時代になるのでしょうね。
団体旅行が嫌いで、団体旅行に疑問を持ち、団体旅行を扱う能力が無くて辿り着いた個人主体のバイクツアー。
そこで私は団体旅行とは全然異なる大グループの旅をアレンジする仕事をさせていただきました。
私の駆け出しの頃の団体旅行とは数の中に紛れて安心するための旅行であり、ある部分恐怖心の集団と言えますが、バイクツアーのグループは個性と個性がハーモニーを奏で、楽しみを倍増させる美しき集団なのでありました。
グループの旅に興味があります方はぜひフェイスブックでお付き合い開始をお勧めいたします。
新世界への突入と到達と回顧

ずらりと並んだダートバイク。
ディグリー、XR250、TTR230の混成です。

男女混成のダート・ツーリング、大グループは多分カンボジアで初めてでしょう。
それ位、画期的なツアーでありました。

楽しそうなお二人ですが、ここはカンボジアのプノンペンです。
平和な所なんですよ。

シェムリアプ到着。
お客様とスタッフ全員で記念撮影です。
これまでカンボジア・ツーリングにご参加いただきました皆様、誠にありがとうございます。
皆様お一人お一人の参加があり、この旅は洗練されて参りました。
共に育てていただいた皆様はきっとこの写真を見て喜んでいただけることと信じています。